英語学習において、イディオムの習得は欠かせません。ネイティブスピーカーの日常会話では頻繁にイディオムが使われ、それを理解することで、より深いレベルでのコミュニケーションが可能になります。

今回ご紹介するイディオムは "up in the air" です。直訳すると「空中に上がっている」ですが、もちろん文字通りの意味ではありません。

"up in the air" は、「未決定」「漠然としている」という意味です。まだ結論が出ていない状況や、どうなるか分からない状況を表す際に使います。

例えば、休暇の予定について聞かれた時："What are we gonna do for the holidays? Are we going to Mom and Dad's house, or are they coming here? I don't know. It's still up in the air."（休暇はどうする？両親の家に行くのか、それとも両親がこっちに来るのか？まだ分からないんだ。まだ決まってないんだ。）

プロジェクトの進捗状況について聞かれた時："Hey, what's the status of that project? Like did we finish it? Is it going to close? I don't know. It's still up in the air. The other party is still deciding what to do."（ねえ、あのプロジェクトはどうなってる？もう終わったの？もうすぐ終わる？分からないよ。まだはっきりしてないんだ。相手側がまだどうするか決めてないんだよ。）

"up in the air" は、物事が未定で、どうなるか分からない状況を表す際に使われるイディオムです。日常会話だけでなく、ビジネスシーンでもよく使われますので、ぜひ覚えておきましょう。