アメリカ1年の交換留学〜寮生活編〜

SSSのKanaeです。過去2回の記事では、「アメリカ1年の交換留学」と題して大学ホームステイ先での生活についてご紹介しました。第3弾の今回は、アメリカの大学寮での生活について書きます。

大学寮に住むことのメリット

留学の場合、ホームステイか寮を選ぶことが多いと思います。私は両方を経験しましたが、アメリカの大学で寮生活をすることには、以下のようなメリットがあると考えます。

1. コミュニティーに参加しやすい

寮に住むことで、同じ寮に住む学生たちと交流する機会が増え、友人を作りやすくなります。また、寮内には共通のエリアや設備があるため、学生同士が集まりやすく、コミュニティーに参加しやすい環境が整っています。

2. 大学生活をサポートする環境

大学の寮には、専属のスタッフが常駐しており、生活面や学業面での相談や支援を受けることができます。また、寮内には勉強部屋やコンピューターラボ、フィットネスセンターなどの設備が整っており、学業や健康に関するニーズに応えることができます。

3. 大学キャンパスにアクセスしやすい

寮は、大学キャンパス内に位置する場合が多く、授業やキャンパス内のイベントにアクセスしやすい立地にあります。また、自転車や徒歩での移動が可能であるため、大学周辺の施設や観光スポットなども自由に訪れることができます。

4. 経済的メリット

寮に住むことで、賃貸住宅に比べて住宅費が安く抑えられる場合があります。また、寮内には共同のキッチンやランドリーなどの設備があるため、生活費も抑えることができます。

このように、アメリカの大学で寮生活をすることには、社交的な環境や学生生活をサポートする設備・スタッフの存在、大学キャンパスへのアクセスしやすさ、経済的メリットなどの利点があります。

アメリカの寮生活って実際どんな感じ?

私は、寮の3人部屋に2人で住んでいました。半年の寮生活で2回ルームメイトが変わりましたが、2人ともアメリカ人でした。私はルームメイトに対してベストフレンドのように仲良くなるイメージを持っていたのですが、実際は違いました。部屋ではお互いに話さず、黙々とそれぞれの作業をしていることが多かったです。食事の用意、片付けも自分でしていて、同じ空間にいながら別々に暮らしているような感覚でした。

もちろん中にはルームメイトとすごく仲良くなるケースもあると思いますが、周りの友人の多くも私と同じように、ルームメイトとは別々に住んでいる感覚だと話していました。

ルームメイトとはそのように暮らしていましたが、近隣の部屋の子とは仲良くなりました。エレベーターホールでのスモールトークから仲良くなって、部屋で話したり、一緒にカフェテリアで食事をしたりコーヒーを飲むこともありました。また、私の通っていたウェストバージニア大学は、パーティーで有名な大学だったので、木曜夜〜日曜朝にかけて寮がある学生街は賑わっていました。

寮生活はどんな人におすすめ?

寮生活は英語が多少話せる人や、留学経験者におすすめです。ホームステイとは違い自分で交友関係を築いていく必要があるので、多少なりとも語学力が必要です。日本語が話せないルームメイトがほとんどなので、多少は英語でコミュニケーション取れないと生活する上で不便なことが多いです。寮生活は、現地学生のリアルな生活を一緒に体験できますし、まるで映画の中にいるかのような楽しさがあります。ホームステイとは違い、自立していたり、ある程度語学力がある方の方が円滑に進むと思うので、個人的に寮生活は中〜上級者向けかと思っています。

いかがでしたでしょうか。何か寮生活へのイメージや、役立つと感じていただければ光栄です。これからも、留学や、アメリカ生活について掲載して行きますので楽しみにしていてください。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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