留学して感じたアメリカと日本の大学生の違い

こんにちは。SSSカウンセラーのKanaeです。

皆さんは「アメリカの大学生」と聞くとどんな印象を持たれますか?ゴシップガール(NYCのリッチな学生の生活を描いた人気ドラマ)のようなおしゃれなイメージでしょうか?それとも、部活や、勉強に専念するイメージですか?私は日本の大学3年間、アメリカの大学に交換留学で1年間通い、様々な点でアメリカと日本の大学生の違いを感じました。そこで今日は、アメリカの大学に留学して感じた、日本とアメリカの大学生の違いを3つご紹介します。

アメリカの大学に留学して感じた、日本の大学生との違い3選

1. 意識の違い

私がアメリカに留学して始めに刺激を受けたのは、学生の真面目さです。その背景にあるのがアメリカの超高額な学費です。US Newsが2021年9月13日に発表したニュースによると、2021年-2022年のアメリカの各大学の年間学費の平均は私立大学が$38,185(約500万円)、州立大学(州外学生の学費)は平均$22,698(約300万円)、州立大学(州内学生の学費)は平均$10,338(約130万円)となっています。

一流大学となると、学費はさらに高額になります。例えば、ハーバードの1年度の費用は、学費が約53,000ドル(約700万円)、寮+食費が約20,000ドル(約270万円)。 合計で73,000ドル(約970万円)にもなります。

一方の日本は、大学4年間の学費が、国公立大学で約243万円、公立大学で約255万円、私立大学では、文科系が約398万円です。つまりアメリカの1年間分の学費は、日本の4年間分の学費と同等なのです。

この高額な授業料を支払うため、アメリカの大学生は学生ローンを組んだり、親に援助してもらいながら自分でもアルバイトをしたり、高校を卒業してから一定期間働きお金を貯めるなど、さまざまな方法で資金を工面します。これだけお金をかければ大学に対して求めることも大きくなり、しっかり学位をとって、仕事に活かすために皆必死で学びます。私は、アメリカのウェストバージニア大学に留学していましたが、学生は皆非常に勤勉で、図書館は朝早くから遅くまで勉強に励む学生でいっぱいでした。

対する日本は、大学に入るまでが勉強の頑張り時です。大学受験では猛勉強しますが、入学してからは、アルバイトやサークル活動に励む学生が多い印象です。入学するのは大変でも、卒業することは、それほど大変でないように感じます。アメリカは、その逆です。入学することよりも、卒業することの方が大変で、在学中にしっかり学ばないと単位は取れません。だからこそ、学生は朝早くから図書館で学び、授業のあとも図書館でしっかり勉強します。授業の予習、復習、宿題と、膨大な量がありますし、講義はどんどん進んでいくので、毎回しっかり学ばないとすぐについていけなくなります。総合的な勉強量が、日本の大学生と、アメリカの大学生は違うと感じました。

2. 服装の違い

アメリカの学生は、服装が非常にカジュアルです。多くの学生が、ヨガパンツと、トレーナーにリュックというスタイルで学校に来ています。メイクは薄くしているか、していない生徒も多いです。髪の毛も大抵お団子結び、ストレートなど自然な雰囲気です。とにかく勉強のしやすさ、心地やすさを意識しているようでした。

一方日本の大学生はというと、しっかりメイクをしておしゃれをしているイメージです。もちろん個人差はありますが、ヒールを履いて、メイクをしっかりして、髪を巻く。楽しみは、昼休みのカフェテリアや、授業後の友達とのご飯、合コン、というイメージがあります(私が女子大学出身だからでしょうか)。どちらかというと、勉強するためというよりも、友達と交流するためにおしゃれをしていた印象です。学生ライフは勉強よりも、交流や他の活動で溢れていました。

3. 暮らし方の違い

アメリカは、土地が広大です。なので、隣の県の大学に行こうと思っても片道5時間、など、とても通えない距離にある場合が多いです。このような地理的理由から、ほとんどの学生が寮に住んだり一人暮らしをしていました。

私が通っていたウェストバージニアの大学にも、寮が6〜7個あり、それぞれの寮に特徴がありました。留学生中心の寮、成績優秀な学生が多い寮、1年生が多い寮、裕福な家庭が多い寮など、本当か否かわかりませんが、このように分けられていました。寮では1〜3人部屋が多く、食事は各寮の食堂でミールチケットを使ってビュッフェ形式で食べるのが一般的でした。学生は家事をする必要がほとんどないので、勉強に集中していました。寮内で生活することから、学生同士の繋がりも多く、寮内でハウスパーティーをしたり、隣人の部屋に集まってみんなでご飯を食べたり、団欒が多いと感じました。

日本の大学では、寮生活というと少数派のイメージがあります。一人暮らしのケースか、実家から通う生徒が多いイメージです。実家から大学に通えば、家族の近くに居られますし経済的な面での負担も減るのでその点は良いですよね。皆さんは学生時代に戻るならどちらが良いですか?

おわりに

今回はアメリカの大学に留学して感じた、日本の大学生との違いについて、「学生の意識の違い」「服装の違い」「暮らし方の違い」の3項目に分けて書いていきました。違いを楽しんでいただけましたか?

SSSの講師は全員アメリカ人、ネイティブスピーカーです。ぜひ、SSSのレッスンを通して、講師の大学時代の話とあなたの大学時代の話も取り上げてみてください。何か、新たな発見があるかも?!本日は最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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