こんにちは、SSSのMegumiです。

私は小学校5年生の頃、「英語を話せるようになりたい！」と思いました。当時、流行していたテレビドラマに影響されてCA（キャビンアテンダント）に憧れ、それならば英語は必須だと考え、英語学習を始めました。

しかし、小学生の私は話すことが全くできず、週に1回の1時間のグループレッスンがとても嫌でした。それでも高校卒業までの7年間、毎週1時間のレッスンを続けた結果、日常会話には問題なく対応できるまでに上達しました。

「継続は力なり」という言葉を実感しましたが、ただネイティブスピーカーと話すだけではなく、多くのインプットを行い、そのインプットとアウトプットを繰り返すことで上達したのだと思います。

私が実践したボキャブラリーを増やす方法（英単語を覚える方法）を、ご紹介したいと思います。

1. 単語帳を作る（活用する）

私が学生だった頃は、現在のようなスマートフォンやパソコンはありませんでしたので、通学中や暇な時間に単語帳を活用しました。単語を表に書き、裏に意味を書くという形式で使っていました。受験生の時には、自分で作った単語帳だけでなく、一般的な受験用単語帳や大学入試英単語の本を使用してさまざまな単語をインプットしました。

現在は、多くの単語帳アプリが存在していますので、そういったアプリを活用するのもおすすめです。

2. 単語を使って文章を作る

実際に多くの単語を覚える過程で、その単語を使って文章を作っていきます。特に動詞を使用して文章を作る場合、動詞と副詞、動詞と前置詞の組み合わせが多くなるため、自然と句動詞（フレーズ動詞）を覚えることができました。

例えば、"Get up"（起きる）や"Get over"（乗り越える）などです。以前もお話ししましたが、副詞と動詞の組み合わせで無限の表現が広がります。覚えた数が多ければ多いほど、表現の幅が広がります。

3. 新聞を読む・ニュースを見る（聞く）

毎日のニュースを読む（見る）ことで、日常的に使われる単語や表現を学ぶことができます。特に時事的な話題を取り上げているため、社会や文化についても学ぶことができます。ニュースのインプットを増やすことで、会社でのちょっとした会話にも困らず理解できるようになるため、おすすめです。

なお、ニュースを毎日聞いているとスピードも早く、難しい言葉も出てきますので、ヒアリング力の向上にも役立ちます。

4. 映画やドラマを観る

私自身、話せるようになった後にこの方法を積極的に活用しました。ポイントは、好きな俳優が出演するドラマや映画を何度も繰り返し観ることです。最初は字幕なしで観て、聞き取れなかった単語は英語字幕で確認し、メモを取りながら観るようにしました。このようにして、さまざまな単語やフレーズを覚えました。私がアメリカに住むようになった際に、この方法がとても役立ちました。病院に行った際に医療用語を理解できたのは、医療ドラマ「ER」や「Grey's Anatomy」を観て医療用語を覚えていたからです。

5. ボキャブラリーをテーマ別に学ぶ

特定のテーマに沿ってボキャブラリーを学ぶことで、そのテーマに関する専門用語や表現を身につけることができます。自分が興味を持つジャンルの記事を読むこともおすすめです。私自身、勉強することが苦手だったので、オフィスで働く仕事に就きたいと思った時には、前述の方法と同様にオフィスで使用される表現を覚えるためにドラマを積極的に観ていました。もし外国人の患者さんのために英語を話せるようになりたいと考えている方がいらっしゃる場合は、医療系ドラマを観ることを強くおすすめします。

6. オンライン英会話などでネイティブスピーカーと話す

オンライン英会話を利用してネイティブスピーカーと会話することで、リアルな英語の表現やニュアンスを学ぶことができます。ネイティブスピーカーから新しい表現を学ぶこともできますが、さらに重要なのは、これまでにインプットした単語を実際に使ってアウトプットする機会を得ることです。

私自身、覚えたフレーズや単語を実際に会話で使えるようになったことが、上達のきっかけでした。当時中学1年生でしたが、学校で習った単語やフレーズが実際に使えることを実感し、どんどん話せるようになりました。言葉を使って一度でも会話をすると、その言葉は定着するため、アウトプットが重要だということが分かります。

おわりに

以上が私が実践してきたボキャブラリーを増やす方法です。単語の覚え方は人それぞれですが、私の経験から言えることは、インプットしたものをアウトプットすることが最も重要だということです。

SSSのレッスンでは、ボキャブラリーを増やす時間を設けています。生徒の皆さんは英語で意味を学びながら、実際に単語を使って文章を作っていきます。また、復習教材としてQuizletというアプリを使用し、空いた時間に活用しています。さらに、ネイティブスピーカーから生きた英語表現を学ぶこともできます。参考書などには載っていない表現も身につけることができるでしょう。

何よりも、私たちのレッスンでは、インプットしたものをアウトプットする機会がたくさんあります。このアウトプットの機会が、単語やフレーズの定着に役立っていると思います。

ぜひ、体験レッスンを通じてSSS独自のメソッドを体感してみてください。