ここ数年、シンガーのビリー・アイリッシュらが使っていることから若い人の間でよく使われる「Duh」という単語をご存知ですか?「Duh」は、英語のスラングの一つで、相手の言っていることが非常に明らかで、誰でもわかるような場合に使います。日本語で言う「当たり前だよ」とか「そんなの常識でしょ」といったニュアンスに相当します。この記事では「Duh」の使い方を詳しく説明します。
1. 自明の事に対する反応
「Duh」は、相手の言っていることがあまりにも自明すぎて、誰でもわかるような場合に使います。このときの「Duh」は「そんなの当たり前だろ」という意味になります。
例文
- A:"What’s 2 + 2?"(2+2って何?)
- B:"Duh, it's 4."(そんなの当たり前でしょ、4だよ)
この場合、BはAの質問がとても簡単だと感じて、「Duh」を使って反応しています。
2. 明らかすぎる事に対する強調
「Duh」は、相手が自明のことを言ったときに、少しバカにしたような形で使われます。こうした場合、相手が言ったことがあまりにも明らかだと感じたときに使うことが多いです。
例文
- A: "It’s really hot today."(今日は本当に暑いね)
- B: "Duh, it’s summer!"(当たり前じゃん、夏だよ!)
ここでは、BはAの言っていることが非常に自明だと思い、「Duh」を使って反応しています。
3. 質問が愚かだと感じたとき
時には、相手の質問があまりにも愚かなものだと思うときにも「Duh」を使うことがあります。このときは少し侮辱的なニュアンスが含まれることがあります。
例文
- A: "Do you think it will rain today?"(今日は雨が降ると思う?)
- B: "Duh, it's cloudy outside."(当たり前だよ、外は曇ってるし)
ここでは、BはAの質問が非常に簡単な状況に基づいていることを指摘して、「Duh」を使っています。
4. 冗談や軽い皮肉として使う
親しい友人との会話では、冗談として「Duh」を使うこともあります。この場合、軽い皮肉や笑いを交えた使い方になります。
例文
- A: "You know, I really love pizza."(ピザが本当に好きなんだ)
- B: "Duh, who doesn’t?"(当たり前じゃん、誰だって好きでしょ)
ここでは、Bが軽い冗談として「Duh」を使っています。ピザが好きなことは多くの人にとって当たり前だという意味合いです。
「Duh」という単語は、シンプルながらも相手に自分の考えが明白であることを強調するのに使える便利なスラングです。若者を中心に広まり、軽いユーモアを交えながら会話に使うことが多いですが、使い方には少し注意が必要です。状況に応じて適切に使えば、親しみやすく、会話を盛り上げることができますが、逆に、相手に対して冷たく響くこともあるので、注意深く使いましょう。この記事を参考に「Duh」を上手に使いこなして、より自然な英会話を楽しんでください。
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