こんにちは、SSSのSayakaです。皆さん、クリスマスと言えば何を思い浮かべますか?私自身、大人になってからのクリスマスは、恋人とのロマンチックなデートや、家族や友達と一緒にケンタッキーフライドチキンとケーキを楽しむことが定番でした。普段通りに仕事もあるし、日本ではあまりクリスマスの準備をすることはありませんでしたが、アメリカに住んでみて、アメリカの人々がクリスマスをどれだけ待ち望み、大切にしているかを徐々に理解しました。ただし、クリスマスはキリスト教の祝日で、ユダヤ教は基本的にクリスマスを祝わないため、いくつかの家庭ではツリーを飾ったり、プレゼントを交換したりすることもあります。また、ユダヤ教にとっては12月に重要な祝日であるハヌカがあるため、12月はアメリカ全体が華やかな飾り付けに包まれ、ワクワクした雰囲気に包まれます。今日は、日本とは異なるアメリカのクリスマスについてお話ししましょう。
クリスマス(12月25日)は国民の祝日
日本とは異なり、アメリカではクリスマスは国民の祝日です。仕事も学校も休みになり、家族や友人との時間をゆっくり楽しむ特別な日となります。クリスマスだけでなく、年末年始も休みが長く、多くの人々が故郷に帰省したり、家族と過ごします。アメリカではお正月休みはほとんどありませんが、1月2日または3日から仕事や学校が再開するため、クリスマス休暇は日本のお正月休みに似た感覚かもしれません。
クリスマスツリーは生木を購入
11月中旬から、生のクリスマスツリーが販売され始めます。また、ホームデポなどのホームセンターでも購入できます。さまざまなサイズのクリスマスツリーが売られており、2メートルを超えるものもあります。ツリーを運ぶ車を見ると、クリスマスが近づいていることを実感します。フェイクのツリーもありますが、生木は香りが良く、非常に人気があり、クリスマスの雰囲気を一層盛り上げています。アメリカ人の友人から聞いた話によれば、ツリースタンドの中の水に少量の砂糖を混ぜると、ツリーが長持ちするとのことです。
クリスマスカードを送る
アメリカでは、11月下旬からクリスマス前までに家族や友人にクリスマスカードを送ります。受け取ったカードは、クリスマスツリーやデコレーションと一緒に飾って楽しむ文化があります。カードは家族写真や可愛らしいデザインのものなど、相手に合わせた心温まるものを選ぶと喜ばれます。メッセージは「Merry Christmas」以外にもさまざまな種類があり、宗教に関係なく使える「Happy Holidays」も人気です。ユダヤ教のハヌカを祝うカード「Happy Hanukkah」も販売されており、日本ではあまり馴染みのない挨拶ですが、アメリカでは一般的です。
11月下旬から1ヶ月間のクリスマス
クリスマス映画
感謝祭が終わると、一気に街と人々の気分がクリスマスモードに切り替わります。早い家庭では11月下旬から庭や家のデコレーションを始め、クリスマスツリーを飾ります。そして、早くからクリスマスソングを聴き、お気に入りのクリスマス映画を観賞します。特に1983年公開の「A Christmas Story」と1989年公開の「National Lampoon's Christmas Vacation」は、アメリカの人々に親しまれ、毎年のクリスマスに欠かせない映画となっています。
クリスマスパジャマ
アメリカでは、サンタクロースやスノーマンなどクリスマスモチーフのパジャマがよく見られます。子供用だけでなく、大人用のパジャマも多く販売されています。家族や友人と過ごすクリスマスイブやクリスマス当日、さらに12月に
入るとクリスマスパジャマを着てクリスマスを楽しむことが一般的です。
アドベントカレンダー
クリスマスを待ちわびるためのアイテムとして、アドベントカレンダーが非常に人気です。12月1日から24日までの日数に合わせて、毎日一つずつボックスを開け、中に入っているキャンディやチョコレートを楽しむことができます。カジュアルなギフトとして人気があり、10月末からスーパーマーケットやドラッグストアで販売されています。
クリスマスの朝はプレゼントを開封
朝起きたら、まずはプレゼントをチェック!アメリカでは、サンタクロースだけでなく、家族や友人からもプレゼントをもらいます。郵送で届いた親戚や友人からのプレゼントも、クリスマス当日まで開けません。24日の寝る前に、子供たちはサンタクロースのためにクッキーとミルクを準備し、25日の朝にはクッキーにかじられた痕跡や、ミルクが減っているのを見つけます。子供たちはサンタクロースからのプレゼントを見つけ、家族や友人からのプレゼントと一緒に開封するのです。クリスマスの朝は、大人にとっても子供にとってもワクワクする特別な時間です。
クリスマスディナーにはチキンではなくターキー?
アメリカでは、日本のクリスマスのフライドチキンやローストチキンではなく、丸ごと焼いた「ローストターキー」や「クランベリーソース」、ハムをメイン料理として楽しむことが一般的です。さらに、クリスマスの定番ドリンクとして「エッグノッグ」も人気です。アルコール入りと非アルコール入りのエッグノッグがあり、家庭によっては大人用と子供用の2つを用意することもあります。
クリスマスの定番ディナーを紹介しましたが、ユダヤ教の人々は基本的にクリスマスを祝わないため、クリスマスに中華料理店で中華料理を楽しむ伝統があります。これはクリスマスにお店を開いていた中華料理店にユダヤ教の人々が通い始めたことから始まったと言われています。初めて聞いたときは驚きましたが、確かにクリスマスでも多くの中華料理店が営業しています!
いかがでしたか?今回は、日本とは異なるアメリカのクリスマスの独自性についてご紹介しました。日本とアメリカの違いを楽しんでいただけたでしょうか?アメリカでは、クリスマスは幼少期を思い出す懐かしく心温まる大切なイベントです。外国の文化に触れることは、語学を学ぶ上での楽しみの一つです。SSSの講師はアメリカ人のネイティブスピーカーですので、彼らの実際の生活や文化について質問することで、英語の学習をより楽しく充実したものにすることができます。SSSでは体験レッスンを提供していますので、ぜひお試しいただければと思います。
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