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カリフォルニア州ロサンゼルス(LA)では毎年山火事(ワイルドファイア)が発生し、その影響で様々な単語がメディアや住民の間で頻繁に使われます。特に今年は1月に大きな山火事が発生し、10万人以上が避難を余儀なくされました。山火事発生から約2週間で火の手は抑えられたものの、いまだに多くの人が避難所で生活をしています。そこで、今回紹介する単語は、火災の状況や避難指示、被害の規模を説明する際に重要な役割を果たします。以下では、LAの山火事の際によく使われた単語15選をご紹介します。
1. Wildfire(山火事)
山火事そのものを指す最も一般的な単語。自然発火や人為的な原因によって発生する火災のことを指します。
2. Evacuation(避難)
火災が拡大する中で、住民に対して安全な場所への避難を指示すること。避難命令が出る際には、「避難指示」や「避難勧告」とも呼ばれます。
3. Containment(鎮火)
火災が拡大しないようにするための活動。消火活動が進む中で、火の範囲を「封じ込める」ことを指します。
4. Firefighter(消防士)
火災を消火する専門家たち。LAでは地元の消防士に加えて、他の地域から支援のために派遣される消防士もいます。
5. Evacuation order(強制避難)
必ず避難しなければならない状況を指す言葉。火災が非常に危険な状態にある場合に出されます。
6. Firebreak(防火帯)
火災の進行を防ぐために、意図的に燃えない領域を作ること。これにより、火が広がるのを防ぐことができます。
7. Firstresponders(煙の吸入)
煙を吸い込むことで健康に害を及ぼすこと。山火事では煙の影響で呼吸器系に問題を引き起こすことがあります。
8. Hot Spots(ホットスポット)
火災の中でまだ燃えている部分や、消火活動が進んでいない場所。これらの場所は火の再発生を引き起こす可能性があります。
9. Air Quality Alert(空気質警報)
火災によって空気中の有害物質が増加し、住民に対して警告が発せられること。LAでは煙による大気汚染が深刻になることがあります。
10. Burn Area(焼け跡地)
火災が広がった後に残る焼けた地域。これらの地域では、復旧作業や再建が進められます。
11. Red Flag Warning(赤旗警報)
火災の危険が非常に高い状態を示す気象警報。風が強く乾燥した状態が続く時に発表されます。
12. Firestorm(火の嵐)
非常に強い風によって火が激しく広がる現象。火災のスピードや規模が非常に大きくなるため、避難や消火が非常に難しくなります。
13. Flames(炎)
火の勢いを表す単語。火災が広がる中で、燃え上がる「炎」の状態はニュースでも頻繁に取り上げられます。
14. First responders(第一応答者)
初期対応をする消防、警察、救命救急士などのことを指します。今回も「ファースト・レスポンダーズへ感謝します」という発言が多く見られました。
15. Wildland-Urban Interface(WUI:野生地-都市境界)
都市と自然環境が接する場所で、山火事が発生しやすい地域を指す言葉。LAの多くの地域がこのWUIに位置しており、火災のリスクが高くなります。
まとめ
いかがでしたか?日本でもLAの山火事のニュースは頻繁に報道されていたかと思います。今回あげた15の単語だけでも気にしながら聞いていると、少し臨場感を持って状況を想像できるのではないでしょうか?皆さんも色々な媒体を使って、LAの山火事のニュースを英語で聞いてみてくださいね。
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