苦手な英作文を克服!ライティングの書き方のコツ

こんにちは。スピーキングサクセスシステム(SSS)のSayakaです。日本で英作文(ライティング)というと、読書感想文をイメージされる方が多くいらっしゃるのではないでしょうか?読書感想文もライティングの一つですが、それ以外に学校でライティングを習った覚えがないという方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?私もそのうちの一人です。日本語で書くのも大変なのに、英語でライティングをするなんて、とても大変に聞こえるかもしれませんが、実際にはそれほど難しいものではありません。正しいアプローチとコツを知れば、誰でも良い英作文を書くことができます。今日は、英作文の書き方についての基本的なコツを紹介します。これらのヒントを実践することで、きっと自信を持って英作文を書くことができるようになりますよ。

1. 基本的な構成を意識して書く

英作文を書く際には、基本的な構成を意識することが重要です。典型的な英作文は、導入部、本文、結論の3つの部分で構成されます。

  • Introduction(導入)
  • Body(本文)
  • Conclusion(結論)

自由英作文のIntroduction(導入)で大切なことは、その論文の中で何が論じられているかを読者に明確に示すために、Thesis Statementと呼ばれる自らの立場や視点、主張などをしっかりと入れることです。そのThesis Statementに書いた主張を詳しく説明し、根拠を示していくのがBody(本文)です。そして、Conclusion(結論)では、Introductionで言及したThesis Statementを強調して文章を締めくくります。

2. 書き始める前に内容をまとめる

良い英作文を書くには、いきなり書き始めるのではなく、書き始める前に内容をしっかりとまとめておくことが重要です。なかなかアイデアが思い浮かばないというときには、まずはFreewritingやClusteringを試してみてください。

Freewriting

Freewritingは、アイデアや思考を自由に書き出すことに焦点を当てた方法です。議題について、とにかく頭に思い浮かぶ言葉をメモしていきます。以下はFreewritingの手順です。

  1. 時間を決める: 最初に十分な時間を設けて、中断せずに書き続ける時間を決めます。通常は5分から10分程度が効果的です。
  2. 書き始める: 決めた時間内で、書き始めます。文法やスペルの間違いを気にせず、頭の中にあることを素早く文字に起こします。書き慣れない場合でも、一貫した流れで書き続けることが重要です。
  3. 中断しない: 書くことに集中し、ペンやキーボードを止めないようにします。もし何も思いつかない場合でも、ただ無理に書き続けます。あとで修正や追記をすることもできます。
  4. 振り返り: 決めた時間が経過したら、書いた内容を振り返ります。その中から好きな内容をピックアップして英作文を進めましょう。Freewritingをすることでアイデアが浮かんだり、新しい視点が見つかるかもしれません。

Clustering

Clusteringは、アイデアや情報を組織化するためのグラフィカルな手法です。Clusteringと聞くと難しく感じるかもしれませんが、皆さんもきっと一度は目にしたことのある方法かと思います。以下はClusteringの手順です。

  1. 議題を中心に置く: 書きたい内容の中心となるトピックを選びます。これはクラスターの中心になります。
  2. サブトピックを考える: 中心となるトピックに関連するサブトピックやキーワードを思い浮かべます。これらは中心から放射状に伸びるラインの先端になります。
  3. グラフを描く: 中心トピックから放射状にサブトピックを線でつなぎながら、それぞれのサブトピックの周りに円形または放射状のクラスターを描きます。
  4. 情報を追加する: 各クラスターに、関連するアイデアや情報を書き込んでいきます。これを通じて、トピック間の関連性や階層構造を視覚的に理解することができます。
  5. 整理と発展: 描いたグラフを元に、アイデアを整理し、新しいアイデアを発展させることができます。必要に応じて、クラスターを移動したり、新しいサブトピックを追加したりします。

また、アイデアが思い浮かんだら、Thesis Statement、Top Sentence、Supportを明確にします。これにより、書き始める際の方向性が明確になり、効果的な文章構成を作ることができます。

 3. よく使う表現を覚えておく

英作文を書く際には、よく使う表現を覚えておくことが役立ちます。これらのフレーズを使うことで、新しい文や段落のアイデアが前の文のアイデアと論理的にどのように関連しているかを読者に知らせることができ、文がスムーズに次の文へと流れるようになります。

追加のアイデアを紹介したいとき(さらに、加えて)

  • additionally
  • in addition
  • furthermore 
  • moreover

対照的なことを紹介したいとき(それに対して、それにもかかわらず、一方で)

  • by contrast 
  • despite 
  • in spite of 
  • nevertheless 
  • on the one hand/on the other hand

例を述べたいとき(例えば、例えるなら)

  • for example
  • for instance
  • to illustrate

さらに説明を加えたいとき(つまり、言い方を変えれば)

  • in other word
  • to put it another way 

理由を紹介するとき(なぜなら、〜により)

  • because
  • because of 
  • due to

結果を紹介したいとき(〜の結果として、したがって)

  • as a consequence 
  • as a result 
  • consequently
  • therefore 
  • thus

結論を述べたいとき(結論として)

  • in conclusion
  • summing up
  • to sum up

4. 同じ言い回しを何度も使わない

英語では、同じ言い回しを何度も使うことは避けた方が良いでしょう。代わりに、なるべく類義語や同義語を使ったり、別の表現方法を考えたりすることを心がけましょう。例えば、「買う」と言う場合にも、buy、 get、 purchasなどいくつか違った言い換えができます。

5. a/anとtheをしっかり使い分ける

英作文では、冠詞の使い分けが重要です。"a"や"an"は”one”に置き換えることができ、「一つの」という意味で使われます。また、英作文などで使う場合には、読者に向けて初めて物や人を紹介するときには、"a"や"an"を使うことを意識してください。英作文の中で同じ物や人の話をする時には、2回目以降には"a"や"an"の代わりに、定冠詞の"the"を使います。"the"は”that”に置き換えができ、「その」と言い換えることができます。正しい冠詞の使い分けを行うことで、文章の明確さと正確さを保つことができます。

いかがでしたか?英作文を書く際には、これらのコツをしっかり覚えておくことで、より明確で効果的な文章を作成することができます。英作文は英語のスピーキング力向上に大きく貢献しますし、逆も同じです。スピーキングサクセスシステム(SSS)では、アメリカ出身のネイティブスピーカーがその場で間違いを直すだけではなく、たとえ文章の意味が通じる場合にも、より豊かな表現力が身に付くように単語のチョイスをしっかりとアドバイス・提案をしていきますので、より自然な言い回しを身につきますよ。随時体験レッスン&カウンセリングを受付中!まずはぜひ一度SSSの特別なレッスンを体験してみてください。

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