アメリカ1年の交換留学 〜学校編〜‍

こんにちは。SSSカウンセラーのKanaeです。

今回の記事では、私が大学時代に経験した1年間のアメリカ留学についてお話しします。第一弾は「学校編」として、語学学校と大学のことについて話していこうと思います。ホームステイ寮での生活については次回以降の掲載でご紹介しますので、そちらもチェックしてみてください。楽しみながら読んでいただければ嬉しいです。

アメリカに留学した理由と目的

私は高校時代から外資系客室乗務員になりたいという夢があり、英語力を伸ばすために留学をしました。1年留学の目標は英語を流暢に話せるようになること。アメリカを選んだのは、義務教育でアメリカ英語を学んだこと、また世界で通用する癖のない英語を学びたいと思ったからです。

大学の交換留学プログラムでウェストバージニア大学と縁があり、11ヶ月留学しました。ウェストバージニアは田舎町で、「カントリーロード」という有名な歌にも「カントリーママー♪」と出てくるような人の温かみが感じられる場所です。アメリカで過ごしたこの1年間で私の視野は大きく広がり、今でも関係が続く素晴らしい友人たちとも出会うことができました。

交換留学プログラム 1年のスケジュール

私は大まかにこのような流れで1年の留学生活を過ごしました。

2月〜4月 語学学校(卒業出来次第、大学編入できます。私は最短で卒業しました。)

5月〜1月 ウェストバージニア大学(現地学生と一緒に授業を受けました。)

アメリカの大学では夏休みが2ヶ月ありますが、私はその間も大学の夏期講習に通っていました。

アラブ系の学生が7割の語学学校生活

私の通っていた語学学校は、7割がアラブ系の学生でした。サウジアラビアや、オマーンから来ている学生が多く、残りの3割は、韓国人、日本人、中国人でした。語学学校卒業後は大学でのエンジニアコースを希望している賢い生徒が多かったです。

語学学校によりルールや厳しさは違うので、英語力の伸びにも差が出るかと思います。中には母国語を話したら強制送還という厳しい学校もありますが、私の学校はあまり厳しいルールはありませんでした。結果として、英語を勉強しに来ているはずなのに、同じ国籍同士でグループを作ったり、母国語を話しているという人が多くいました。アラブ人はアラブ人同士でつるんでいたり、日本人は日本人同士で大抵過ごしていて、授業内でグループワークがある時だけ多国籍の生徒と話すというような状況です。もちろん全員がそうしていた訳ではありませんし、中には英語のみで会話をしている生徒や、多国籍の友人を作っている生徒もいました。私も1年しかない留学の中で英語力を最大限に伸ばしたかったので、一言も日本語を話さないルールを自分に課し、守りました。そしていち早く卒業するため、猛勉強して、最短でウェストバージニア大学へ編入することができました。

待ちに待った大学編入!

語学学校のでの努力の結果、晴れて5月から大学へ編入しました。ウェストバージニア大学は規模が大きく、留学前に名古屋で通っていた女子大学とは生徒数も広さも全然違ってワクワクしました。ウェストバージニア大学は当時ラグビーで有名で、キャンパスは応援の旗やグッズなどで溢れていました。

またこの大学はパーティースクールとしても有名で、木曜の夜から、大学周りが賑やかになり、金曜、土曜はどんちゃん騒ぎ。大学もパーティーをサポートするかのように「Up All Night(一晩中楽しもう)」というネーミングで大学のカフェテリアを解放して、夜中1頃から、ビュッフェスタイルの夜食を提供していました。アメリカのカレッジライフを楽しむには、最高の大学でした。

私は交換留学で行ったので、名古屋の大学の単位に相応する授業を取る必要がありました。私は英語英米文化学科で、シェイクスピアなどの有名な文学作品について学ぶ授業があったので、ウェストバージニア大学でもアメリカ文学に関する授業を受講しました。

その他は自分の興味のある分野について自由に履修できたので、心理学や社会学の授業も取っていました。100人以上で受ける大規模な授業ですので、先生からの一方的なレクチャーで授業は進みます。私の英語力では到底ついていけず、毎回必死に挑みましたが、理解度は1割ほどで終わってしまっていました。復習、予習、宿題には現地学生の倍以上の時間がかかりますが、広くて快適な図書館があったのでそこで日々勉強しなんとか単位を取りました。

授業外での活動

私は勉強よりも、外に出て実際に英語を使う方が自分の英語を伸ばすのに最適だと考えていたので、留学中は友達作りにも注力しました。せっかく大学にいるので部活動が良いのではないかと思い、元々小学生から卓球をやっていたこともあって卓球部に所属しました。アメリカ人の生徒もいましたがあまり卓球には馴染みがないようで、経験者の多くは中国人とフランス人でした。

思わぬきっかけから生まれた出会い

毎日部活に通う中でひとりのアメリカ人のおじいちゃんに気に入ってもらい、老人会の卓球コーチになって欲しいと言われました。コーチの経験はありませんし英語もカタコトでしたが、なんでもチャレンジしたかった私は毎週2回、アメリカ人のおじいちゃんおばあちゃんの卓球レッスンをすることになりました。その交流から、誕生日会に誘ってもらったり、新たな出会いを繋いでいただいたりして、人の温かさを感じられる素晴らしい経験となりました。

奥様をすごく愛しているということをずっと語ってくださったおじいちゃんがいたのですが、一度その奥様のお誕生日会にも招待していただきました。おじいちゃんは奥様の大好物のキャロットケーキをにんじんから作って用意していて、深い愛情を感じました。日本人は愛情をあまり表現しない人が多いですが、わかりやすく愛情を表現する文化はすごく素敵だな、と思いました。ちなみにそのおじいちゃんのキャロットケーキは、今まで食べたケーキの中で一番美味しかったと思えるくらいの味でした。

この卓球部での活動に加えて、キリスト教のコミュニティーにも参加したり、カフェで話しかけて友人を作ったりしながら、1年間を楽しく過ごしました。

おわりに

私の留学体験談、いかがだったでしょうか?今回のブログは以上です。まだまだ書きたいことがたくさんありますが長くなってしまうので、ホームステイでの経験は別の記事としてまとめます。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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