TOEICの点数が高くても英語が話せないあなたへ

皆さん、こんにちは!SSSのManaです。

みなさんはこれまでに英語の資格試験を受けたことがありますか?

大学生の方や社会人の方は特にTOEICなどは一度は受けたことがあるのではないでしょうか?

TOEIC(Test of English for International Communication)は、ビジネスシーンでの英語能力を測るためのテストとして広く知られており、就職活動等でも「TOEIC●●点以上」が応募出来るというような企業もいくつかあると思います。また、会社の昇格等にもTOEICの点数が一定数取れると優遇されたりなど今の日本では幅広く使われている英語資格試験となっています。

しかし、「TOEICは高得点なのに英語が話せない」という悩みを持つ人は実際に多く、点数とのギャップが見られます。企業側も点数を信じて採用はしたものの、実際に採用した人材が思ったよりも話せなく、期待以下だったというようなこともあるようです。私の通っていた大学もTOEICの点数でクラス分けがされていたり、高得点だと単位がもらえたりなど優遇されることはありましたが、点数だけに満足をしていた自分がいました。私は英会話スクールに通っていたのである程度の会話は出来ていましたが、周りの友人などはTOEICの点数は私より遥に高いのに実際に話す授業になると私よりも話せていませんでした。

では、なぜこのような事象が起きてしまうのでしょうか?

皆さんせっかく勉強して高得点を取れるまでの力はあるのですから、それが実際に使える英語になってくれたらなぁと思いませんか?

今回は高得点を取っても話せない理由と、どうやったら点数と同等くらいに話せるようになっていけるのかを探っていきますね。

高得点を取っても話せない理由

1. テストの特性

まず初めの理由としてはテスト自体の特性です。

TOEICは、リスニングとリーディングに重点を置いたテストなので、単語の理解や文法の知識、文章の読解力などに重点をおいています。このため、中学校や高校である程度の基礎の文法を学習してきている方達にとっては馴染んだ文章等が多いのです。スピーキングやライティングの能力は直接的には評価がされないため、TOEICの高得点は読解や聞き取り能力が高いことを示すだけであり、実際の会話やコミュニケーション能力とは必ずしも直結しないのです。

もちろん、高得点を取るためにはかなりの語彙力が必要ですし、しっかりとした文法の理解も必要です。なので、勉強が無駄になることなどありません。ただし高得点だったとしても穴埋め問題や文脈から読み取った問題等であれば解けるという方が多く、実際の会話の場面では穴埋めで文を作ることはないので、頭で考えて文章を作るのに時間がかかってしまったり、文字で見れば分かったのに実際に文章が見えない場面では聞き取ることが出来ないといったパターンになる方が多いのです。

2. コミュニケーションと文法の差

次の理由として、実際の英語でのコミュニケーションとTOEICで解いた問題等の差があるという点です。

英語を使ったコミュニケーション能力は、文法や語彙の知識だけではなく、リアルタイムでの情報処理能力や実際の状況を理解して直ぐに言いたいことを文章にする能力が必要です。TOEICで解いているような文章はもちろん日常的に使われる英語ですし、ビジネスシーンを想定した会議や電話の応対方法など使える表現は実際に多くあります。

ただし、それを全て丸暗記出来るわけではないですよね。実際に似たような場面が来たときに自分が解ける問題の文章を自分で英語に出来るかと問われると答えはNoの方が多いのが現状です。それは、TOEICでは文脈の中での理解が問われますが、実際の会話では相手のリアクションやその場の状況に応じた反応が求められるので問題文通りとはいかないのです。

実際のコミュニケーションは単なるテストの点数だけではカバー出来ない様々な力が必要です。

3. 心理的要因

理由の最後としてはTOEICの高得点を取得することで自己満足感や自信を得ることができ、自分の英語力に過信してしまう場合もあります。頭の中では出来ていると感じているのですが実際の会話になると頭で考えていた程自分の口から言葉が出てこなく、もたついてしまったり、簡単な英語しか話せないというパターンになります。

実際のコミュニケーションでは間違える恥ずかしさだったり、相手の反応だったりなどを恐れて積極的に発言が出来なかったり、緊張してしまうなどの心理的な要因が理由となっている可能性があります。また、英語で普段から会話をする機会は日本に住んでいるなかではなかなか無いと思います。外国人の上司がいたり、会議で英語を使う環境にいる方でも実際に自分が話す時間は実際の時間として測るとかなり少なかったりするため、話せるようになる勉強法をしない限りは会話は出来るようにはならないのです。

皆さんの現状にも当てはまる部分があるのではないでしょうか?

もし皆さんがTOEICの点数はある程度取れるのに、話せないというこれまで述べた状況に当てはまるのであれば、逆に言い換えれば高得点を取れるだけの英語の基礎力(文法と読解力)はあるということなので、そこから話せるようになる勉強法に切り替えていけば必然とスピーキング力も上がってくるのです。

ここからはどういった勉強方法が効果的かをご紹介いたしますね。

効果的な勉強方法

1. 実践的な会話を重視した英会話レッスン

まず初めの学習方法としては、実際に使える場面を想定した英会話を日常で取り入れることです。TOEICでは参考書を買って問題文を何度も解いたりしているうちに傾向を掴んで高得点が取りやすくなってくると思いますが、それを会話にも取り入れられれば良いのです。会話でも実際のシーンを想定した文章を何度も何度も練習をしたり、自分で文章を作れるように訓練をしたりなど感覚を掴んでいくことによって自然と会話に抵抗が無くなっていきます。

その為には、英会話スクール等の英語を教えるプロ且つ、おすすめは英語を母国語とするネイティブスピーカーとのレッスンが受けられる機会を設けることです。ネイティブ講師であれば実際に日常生活で使える表現やネイティブだったら「こう使う」「(この表現は)使わないと」といったリアルな会話を教えてくれます。また、ネイティブ講師の英語のスピードに耳を慣らしていくことでTOEICなどの聞き取りやすい英語だけではなく、実際に単語と単語が繋がって聞こえるような発音なども徐々に耳に馴染んでいくのです。

2. フィードバックの受け取りが出来る環境作り

次に、自分が話してる英語が合っているのか間違っているのか分からないまま話している方は多いと思います。例えばTOEIC等では回答集があるので、自分が間違えた文章や解けなかった部分などは後で見返して正しい知識を入れるという勉強方法が出来ると思います。

ただ実際に話す場面では、話している相手が答え方を教えてくれたり、答えられなかった文を教えてくれるといった場面などは無いと思います。そういった場合にはマンツーマンで教えてくれる英会話レッスンがおすすめです。やはりグループレッスンですと自分が話せる時間が限られてしまうため、しっかりと自分の英語を修正してもらう時間も少なくなります。マンツーマンで集中して自分の英語を「修正」してもらい「正しい英語」に直していくことで、次から話せなかった文章が話せるようになっていくのです。

もちろんフィードバックをしてくれる英会話会社は多いですが、どこまで細かく修正してくれたりするのかも見極めポイントです。

3. 時間を文法学習同様に割く

最後に大切なこととしては「時間」をかけることです。皆さんがTOEICで高得点を取れるのは、文法や読解などの文章に触れる機会が多く、何度も練習を重ねてきた結果でしょう。そういった感覚がない方でも、実際には多くの時間を学習に費やしてきたことに気づくはずです。それと同様に会話にも時間をかけられている人は実際にどれ程いるでしょうか?

英語学習の道のりは長く、皆さんがこれまで文法等に時間をかけてきた以上に時間をかけることが習得の鍵となります。特に会話に関しては話す癖を自分から付けない限りは頭で考えるばかりとなってしまいます。それもダラダラとしたレッスンを受けるだけだったり、街中でランダムに外国人と話すといった方法はあまり効果がありません。話せるようになるための適切な学習方法を見つけ、積極的に英語を話す時間を確保することが重要です。

まとめ

ここまでご紹介させて頂いた勉強方法はごく一部で、人それぞれによっても異なることは事実です。英語学習は色々なパターンがあり、個人の得意不得意を知りながら適切な勉強方法にすることが大切です。この記事を読んでいただいている方々はTOEICの点数はある程度取れるからこそ、次のステップとして会話力に力を注がれたい方が多いと思います。

もしお悩みであれば、一度私たちの英会話レッスンとカウンセリングを受けにいらしてください。SSSの体験レッスンではネイティブ講師とのマンツーマンレッスンで皆さんの会話を鍛えるメソッドを詰め込んだ「会話」に重点を置いた1時間の内容を提供しており、皆さんそれぞれの勉強方法や今後の目標を聞いたうえでの正しい勉強方法などもカウンセラーからご案内させて頂いております。これからは「知っている英語」から「話せる英語」に切り替えていきましょう。ぜひ、体験レッスン&カウンセリングのご予約をお待ちしております。

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