「～がしたい」「～が欲しい」といった願望を伝える場面は、日常でもよくあると思います。日本の学校では、願望を伝える時のフレーズとして「I want to」や「I hope to」いった表現を習うことが多いため、上記のフレーズを使う日本人の方が多く、私もそのうちの1人でした。
しかし、留学してから願望を伝える言い方が他にもあることを学び、今では上記のフレーズ以外にも場面によって使い分けられるようになりました。そのおかげで今まで伝えきれていなかったちょっとしたニュアンスも伝えられるようになり、豊かなコミュニケーションが取れるようになりました。
今回は、そんなワンランク上の願望を伝える英語表現をご紹介したいと思います。 

I want to ... 

これは「〜したい」という非常に直接的で強い欲望や意志を表わし、カジュアルな会話で使われることが多く、自分の願望や希望を率直に伝える表現となっています。 

例文

• I want to start my own business.（自分のビジネスを始めたい） 
• I want to learn how to cook. （料理を学びたい） 

I hope (that) ... 

これは「〜したい」と思っている人が多いですが、さらにその結果がうまくいくことを期待しているニュアンスで、未来に対する希望や期待を表現する時に使います。実現可能性についての期待も含まれています。 

例文

• I hope that I get the job.（その仕事がもらえるといいな）
• I hope to travel to Japan next year.（来年、日本に旅行することを期待しています ） 

I wish (that) ... 

自分の希望や願望を表現する際に使いますが、それだけでなく過去の後悔や非現実的な願望を伝える時にも使えます。 

例文

• I wish I had studied harder in school.（もっと学校で一生懸命勉強していればよかった ） 
• I wish to request your assistance with this project.（このプロジェクトにご協力をお願いしたいと思います ） 
• I wish I could fly like a bird.（鳥のように飛べたらいいのに） 

I would like to ... 

フォーマルな場面や丁寧さを求められる状況で使われるだけでなく、何かをすることに対して単に意志や希望を表わす時にも使えます。比較的中立的でとくに喜びや強い感情は含まれていないことが多いです。 

例文

• I would like to learn a new language.（新しい言語を学びたい） 
• I would like to make a reservation for dinner.（ディナーの予約をしたいのですが ） 

My goal is to ... 

このフレーズは自分が達成したい目標や目的を説明する時に使うもので、それぞれの目標が何であるかを簡潔に伝えることができます。 

例文

• My goal is to run a marathon next year.（来年マラソンを走るのが目標です） 
• My goal is to learn how to play the guitar.（ギターの弾き方を学ぶのが目標です ） 

I would love to ... 

このフレーズは、何かをすることに対して楽しみや興奮を感じるときに使われることが多いです。 

例文

• I would love to have a cozy cabin in the mountains.（山に素敵な別荘があったらいいな） 
• I would love to join you for dinner.（ディナーに参加できると嬉しいです ） 

Wouldn't it be nice if ...? 

これは上記のフレーズとは少し違い、ある状況や条件が実現したら素晴らしい、楽しい、または嬉しいだろうという考えを表すものです。 

例文

• Wouldn't it be nice if we could take a long vacation?（長い休暇が取れたらよくない？） 
•  Wouldn't it be nice if it stayed sunny all week？（一週間ずっと晴れていたらいいよね） 

まとめ

いかがでしたか？同じ願望を伝えるのにも、ニュアンスや状況によって使い方を分けが出来ることがお分かりになったかと思います。SSSでは、このような日本の学校ではあまり習わないネイティブスピーカーならではの表現もレッスンの中で習得できるので、ご自身のスピーキングを少しグレードアップさせることができます。是非とも1度体験レッスンを受けて、ご自身の英語を少しネイティブっぽくグレードアップさせてみませんか？皆さんのお申し込みをお待ちしております。